ブレイン・ルール

成功法則

『ブレイン・ルール』ジョン メディナ

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内容

人間は、運動しながらその脳を発達させてきた。

脳の重さは体重の2%、エネルギー使用量は20%。

脳を2%以上使うと、グルコースがあっという間に使い果たされ、気を失う。

運動によって、毛細血管が新たに作られる。酸素や栄養へのアクセスが良くなる。

 

学習

学習能力は人間関係に深く根ざしている。

教育の質は、生徒と教師の人間関係に部分的に依存。安心感を持つことで、うまく力を引き出す。

 

脳は筋肉のように働く。たくさん活動すればするほど、どんどん大きく複雑になる。

感情を揺さぶる出来事は記憶に残りやすい。

 

中心概念から学ぶ。細かいところから手をつけてはいけない。

脳はマルチタスクをこなせない。マルチタスクをこなすことで、時間50%増、間違い率50%増。

意味に注目して学習すると効果が高い。事例が有効、個人的なものが良い。

 

睡眠

昼寝は切実に大切。

NASAの事例、26分の昼寝で34%向上。

睡眠は学習のよき友。睡眠中に学習したことを再生する。6時間以上必要。

 

子育て

子育ては、まず親を教育する。

目的は「安定した家庭生活」

 

家庭のストレスは学校や職場に影響し、職場のストレスは家庭に影響を及ぼす。

結婚治療。険悪なやりとりの頻度と程度を下げる。礼節のある態度。

 

ストレス

 

面白かったポイント

脳の力を活用する12のルールについて、脳の構造と事例、改善するためのアイデアがセットで説明されており、分かりやすく学ぶことができます。

 

運動や睡眠、マルチタスクなどすぐに脳のために改善できそうなアイデアがあるので実行したいと思います。

脳に関する基礎知識を持って教育を受けたり勉強することが必要だと思いました。

まだまだ脳について解明できていないことが多いので今後の研究に期待したいと思います。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆

 

 

目次

運動―運動で脳力がアップする
サバイバル―人間の脳も進化をとげた
配線―脳は人それぞれに配線が異なる
注意―人は退屈なことには注意を向けない
短期記憶―繰り返しておぼえる
長期記憶―おぼえてなお繰り返す
睡眠―たっぷり眠ればよく考えられる
ストレス―ストレス脳はふだんどおりに学べない
感覚の統合―より多くの感覚を刺激する
視覚―視覚はどんな感覚も打ち負かす
ジェンダー―男性と女性の脳はちがう
探検―人はみな生まれながらのたくましい探検家

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