本の内容
従業員とビジネスオーナーはどこが違うのか?
たいていの投資家は損を出さないのがやっとなのに、少ないリスクで儲けを出す投資家がいるのはなぜか?
面白かったポイント
私たちは従業員、自営業者、ビジネスオーナー、投資家のいずれかに属していて、世の中の大半の人は従業員に属していると説明しています。
それぞれの仕事に対する考え方やお金の動き方の違いを理解することができました。
とくに、従業員からビジネスオーナーや投資家へ本気で移動したい、また、従業員をやりながら投資家で成功したい場合、この本で整理されている考え方はとても勉強になります。
成功するにはもちろん、学習や経験を積むことが必要ですが、具体的にどうするべきか書かれているので、『金持ち父さん貧乏父さん』より実践的だと思います。
私はとくに投資家の知識や経験、人間性をもとに7つのレベルに分けて解説している「まずはレベル4の投資家になる」がすごく勉強になりました。
自分がどのレベルにいるのか、次のレベルに上るためにはどういう勉強が必要なのかが明確になります。
また、頭では分かったけどなかなか行動に移せないときは「ラットレースから抜け出すための7つのステップ」は非常に参考になります。
ここで紹介されている行動の指針は少し意識を変えれば、実行できるものばかりです。
私は『金持ち父さん貧乏父さん』と合わせて読むことで、お金の流れの理解が深まり、具体的な行動を起こせるようになりました。
満足感を五段階評価
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目次
第1部 クワドラントの右側か左側か
第1章 私があえてホームレスになったわけ
第2章 クワドラントが違えば人間も違う
第3章 人はなぜ自由よりも安全を求めるのか
第4章 ビジネスシステムを手に入れる
第5章 投資家の五つのレベル
第6章 お金は目に見えない
第2部 最高のあなたを引き出す
第7章 なりたい自分になる
第8章 どうしたら金持ちになれるか
第9章 銀行そのものになれ
第3部 クワドラントの右側で成功するために
第10章 まずはヨチヨチ歩きから
第11章 ラットレースから抜け出すための七つのステップ