他のトレーダーがいくらのレートにどのくらいの注文を入れているのか?
これが分かれば、トレードの大きなアドバンテージになりませんか?
為替レートを急激に動かす要因は損切りです。
つまり、注文が多い為替レート帯が分かれば、トレードに非常に有利になります。
株式の場合、いくらの株価に何株の買い注文、売り注文が入っているのか細かく見ることができます。
しかしFXの場合、取引量が膨大なため世界中の買い注文や売り注文を把握することは困難です。
オアンダジャパン
オアンダは、世界9か国に拠点を構えるFX業者です。
世界のオンライン取引の20%以上がオアンダ経由で実行されています。
オアンダは日本ではそこまで知名度が高くありませんが、世界的な取引業者になります。
オープンオーダー
オアンダに集まっている指値と逆指値の注文情報が見ることができます。
この情報はもちろんFX取引のすべての情報ではありませんが、十分参考になるデータになります。
このようにどのレートにどれくらいの注文が入っているのか一目で把握することができます。
オープンオーダーの見方は、まず左側がショート・売り注文、右側がロング・買い注文になります。
現在のレートが上下真ん中にあります。
指値注文は安く買って高く売るので、右下が指値の買い注文、左上が指値の売り注文になります。
逆指値は高く買って安く売るので、右上が逆指値の買い注文、左下が逆指値の売り注文になります。
つまり、
右下は安く買いたい
左上は高く売りたい
右上は高く買いたい
左下は安く売りたい
というトレーダーの心理と注文レートの水準が分かります。
各エリアの手仕舞いは
右下は売りポジションの利食い
左上は買いポジションの利食い
右上は売りポジションの損切り
左下は買いポジションの損切り
になります。
そうなると、
右下は下落の流れの買い注文なので動きが止まる
左上は上昇の流れの売り注文なので動きが止まる
右上は上昇の流れの買い注文なので勢いが加速される
左下は下落の流れの売り注文なので勢いが加速される
ことが予想されます。
つまり、損切りが実行されるとトレンドに勢いが出ることが分かります。
オープンポジション
オアンダで売買しているトレーダーのポジションを見ることができます。
オープンポジションの見方は、右側が買いポジション、左側が売りポジションになります。
現在のレートが上下真ん中にあります。
右上は、含み損を抱えた買いポジション
右下は、含み益を抱えた買いポジション
左上は、含み益を抱えた売りポジション
左下は、含み損を抱えた売りポジション
だと分かります。
買い手と売り手で含み益、含み損が多いのはどちらの方がチェックしましょう。
買い手の含み益が多い、売り手の含み損が多い場合は、上昇する可能性が高い。
逆に、売り手の含み益が多い、買い手の含み損が多い場合は、下落する可能性が高い。
ことが読み取れます。
このように、トレーダーが仕掛けている注文や保有ポジションから、トレーダーたちの心理が手に取るように分かるので、相場の方向性を感じ取ることができます。
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