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【第22回】相場観を立て、注文するまでのステップ

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これまで、

  • テクニカル分析
  • ファンダメンタルズ分析

の解説に加えて、トレーダーの心理状態が読める需給分析について説明してきました。

 

FXトレードで勝つためには、これらの分析方法を使いこなして相場観を立てる必要があります。

 

相場観を立てる流れ

相場観とは、為替レートは今後どのような動きをするだろうなという見通しを立てることです。

FXで勝つためには大きな波をとらえてしっかり乗ることです。

相場観とは、波が来ているのか、来ていないのか、どんな波が来るのかを様々な角度から判断することと言ってもいいと思います。

 

トレンド・レンジの判断

まず、トレンドとレンジの判断が重要です。

相場の環境によってトレードルールが変わるためです。

 

トレンドとは、為替レートの方向性のことです。

  • 上昇トレンドは右肩上がり
  • 下落トレンドは右肩下がり
  • レンジは一定の範囲で上下

の3種類あります。

 

分析方法は、一つにとらわれるのではなく

  • 複数の時間足
  • 複数の分析方法
  • 複数のテクニカルチャート

から相場は判断することが重要です。

 

複数の時間足をチェックする

各通貨ペアには、複数の時間足チャートがあります。

大きな波 月・週・日

中規模波 H4・H1・M15

小さな波 M5・M1

 

複数の時間足を見て、それぞれの波の方向性を確認することが大切です。

複数の時間足の波が揃えば大きなトレンドになります。

 

波の始まりは小さい波から

大きな動きは大きな波の力

 

大きな波を背景に小さな波に乗ることが、FXトレードで勝つための鉄則です。

 

違う時間足のチャートは違う銘柄だと考えること。

各時間足それぞれ独自のトレンドを描いています。

なぜなら、それぞれの時間足にその時間足で売買しているトレーダーがいます。

各時間足で意識しているレートの位置が被れば、それはかなり信頼性の高いラインになります。

 

  • 各時間足のラインを引く
  • 各時間足のトレンド見る
  • 各時間足のテクニカル分析をする
  • 各時間足のチャートパターン

をざっと見ていきます。

 

複数の分析方法

トレンドとレンジの判断は主にローソク足と波動で行います。

 

相場観を養う作業

とにかく毎日チャートを読むこと。

たくさんの場数を踏むことで相場観を養うことができます。

 

仕掛ける前の準備

相場を読み終えたら、自分のトレードスタイルからどの時間足をメインにトレードするのかを決めます。

まず、メインより上位の時間足でトレンドの方向性を確認します。

そして、メインの時間足でさらに細かく分析していきます。

 

メインの時間足に加えて、上位下位の時間足をチェックします。

大小の波をチェックして伸びそうな波を見つけます。

 

トレンド相場は、押し目・戻り売りで仕掛けるのが一番勝率が高いと考えています。

GMMAにフィボナッチを併用することで、利益確定や損切りの目標レートを想定することができます。

 

仕掛ける前に複数のシナリオを用意しておく

  • 起点はどこか
  • どのラインで止まりそうか
  • 押し目はどのあたりか

トレードする前にシナリオを用意することで落ち着いて対応することができます。

 

シグナルが出たら注文。

仕掛けの注文と同時に損切りの注文を入れることは必須です。

 

しばらく様子を見て、トレンドが続きそうならポジション追加もありです。

 

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