世界No.1のECプラットフォームで日本でも急激に知名度が上がっているShopify。
Shopifyでネットショップを始める方法が知りたい、具体的に何を準備すればいいのか分からない、という初心者に向けてShopifyでネットショップを作る方法について解説していきます。
Shopifyでネットショップを作るための全体像
Shopifyを始める時に準備しておく必要があるもの
まず、Shopifyでネットショップを開設するために必要なものをご紹介します。
- 商品データ
- ロゴ
- ドメイン
商品データは、商品名や商品説明、写真、価格など、ネットショップで販売する商品やサービスの情報です。
ショップロゴは事前に用意しておきましょう。
長方形と正方形のパターンがあるとよいでしょう。
ドメインも事前に取得しておきましょう。
Shopifyに登録すると、「https://〇〇〇.myshopify.com/」というショップのURLが付与されますが、ショップのブランディングを考えるとドメインを取得することを強くおすすめします。
ShopifyでECサイトを開設するための手順
ShopifyでECサイトを作る手順は、以下の通りです。
- Shopifyアカウントの作成
- 商品登録、コレクションで商品分類
- 各種ページの作成
- ショップのデザイン設定
- メニューの作成
- 決済方法の設定
- 配送方法の設定
- 法務関連の表記
- ECサイトの公開
という流れになります。
ShopifyでECサイトを作成する
Shopifyアカウントを作成する
14日間無料でトライアルができます。
メールアドレス、パスワード、ストアの名前などを登録したら登録完了です。
管理画面にログインし、メニューを一通り見て見ましょう。
- 注文管理
- 商品管理
- 顧客管理
- ストア分析
- マーケティング
- ディスカウント
- アプリ管理
- 販売チャネル
- オンラインストア
- 設定
注文管理や商品管理、顧客管理は他のショッピングカートにもある基本機能です。
ストア分析は、売上やトラフィックのレポートが確認できます。
マーケティングは、GoogleやFacebookなどのSNS、メルマガや有料のマーケティングツールと連携することができます。
ディスカウントは、クーポンを発行したり、割引を設定することができます。
アプリ管理は、Shopifyのアプリを管理します。
販売チャネルは、POSやインスタ、Facebook、Google、楽天などの販売チャネルを追加することができます。
オンラインストアは、テーマやページ、メニュー、ドメインなどが設定できます。
設定は、決済方法、配送方法などが設定できます。
商品を登録する
ショップが立ち上がったら、商品を登録していきます。
- ページタイトル
- 商品説明
- 写真
- 価格設定
- 在庫
- 配送
- バリエーション(サイズ、色など)
- 販売チャネル
- 分類
商品を登録したら、商品を探しやすいようにカテゴリを設定します。
Shopifyでは、コレクションといいます。
各種ページを作成する
トップページ、商品ページ以外のページを作成していきます。
- ショップの紹介
- ストーリー
- よくある質問
- お問い合わせ
などのページを作成します。
ショップのデザインを設定する
ショップのデザインを設定するために、テーマを選択します。
テーマとは、Shopifyが用意しているデザインテンプレートです。
「オンラインストア>テーマ」というメニューでテーマを設定することができます。
デフォルトでは、「Debut」というテーマが設定されています。
Shopifyテーマストアで有料・無料のテーマを選んでインストールします。
テーマストアでは、デザインのタイプや業種別にテーマが分類されているので、扱う商品のイメージあったテーマを探すことができます。
有料テーマを「Try Theme」で自分のストアに合っているデザインかどうかを確認することができます。
おすすめの無料はテーマを紹介しています。
-
ECサイトとして十分使えるShopifyの無料テーマ9つをご紹介
ECサイトのデザインを設定するためにテーマを導入します。 Shopifyでは、無料、有料の多くのテーマが用意されています。 有料テーマのメインの価格帯は180ドル(約19,000円)です ...
続きを見る
テーマを設定したら、次はカスタマイズをします。
カスタマイズは、ショップのレイアウトをデザインできます。
テーマエディタを使って、ドラッグアンドドロップでストアのデザインをカスタマイズすることができます。
上級者向けになりますが、より細かくテーマをカスタマイズしたい場合は、Shopifyのテンプレート言語であるLiquidを使います。
-
Shopifyテーマファイルの構造
Shopifyのテーマをカスタマイズするためには、テーマファイルの構造を理解する必要があります。 テーマのファイル構成 テーマのファイルは、「テーマ」→現在のテーマ「アクション」→「コー ...
続きを見る
-
Shopifyをカスタマイズする言語Liquidを徹底解説します
Shopifyをカスタマイズする時に出てくる「Liquid」という言語について解説していきます。 プログラミング経験がないととっつきにくく、ドキュメントも今は英語がほとんどなので、敬遠される方も多いと ...
続きを見る
メニューの作成
メニューは商品を探しやすくするために重要なものです。
商品点数が多くなるほど重要度が増します。
決済方法の設定
Shopifyの決済手段は、年々増えています。
クレジットカード決済に加え、コンビニ決済、銀行振込、Paypal、など様々な支払い方法に対応しています。
配送方法の設定
配送料は、
- 配送先の地域で設定
- 重量に応じて設定
- 注文金額に応じて設定
をすることができます。
1万円以上の購入したら送料無料という感じです。
法務関連の表記
設定メニューから、
- 返金ポリシー
- プライバシーポリシー
- 利用規約
- 配送ポリシー
- 特定商取引法に基づく表記(必須)
を記載します。
記載内容は、テンプレートを検索し、参考にしながらショップに合わせてカスタマイズしましょう。
ECサイトを公開する
以上で、ECサイトに必要な最低限の設定が完了しました。
実際にお客様が購入できるようにするには、プランを選択し、Shopifyを契約したら可能になります。