初心者の方がネットショップで売上を上げるために必要なやるべきことをすべて解説します。
ネットショップとは、ネットだけでお客さんを集めて商品を販売することです。
ネットショップは、実店舗で販売することに比べて、お店の家賃や販売員の人件費がかからないので、非常に低い費用でお店を持つことができます。
また、ネットショップはあなたに代わって24時間営業してくれます。
そして、あなたのショップがうまく軌道に乗れば、ファンが付いて、あなたのブランドを育てることができます。
ただし、ネットショップを作って、商品をアップすれば売れるほど簡単なことではありません。
しかし、売れていない人の大半は、ネットショップでの正しい売り方を知らないだけです。
実績のあるノウハウに従って運営すれば、だれでもネットショップで売ることができます。
このサイトでは、ネットショップで実践してきたことやコンサルティングをして実績を上げたノウハウを公開します。
まずは、最初の難関である「初売上」を上げるための具体的な方法を説明していきたいと思います。
これらのノウハウを「すべて」実践すれば、初売上を上げることは難しくないでしょう。
初売上を上げて、あなたの商品が売れるということが分かれば、ネットショップの運用を改善しながら月5万円、月10万円、20万円、50万円、100万円と売上をアップしていくことは可能です。
ネットショップで稼げないという方は、ぜひご覧下さい。
ネットショップで初売上をあげるためのステップ
それでは、ネットショップで初売上をあげるために必要なステップについて解説していきます。
これらは、ネットショップを運営する上での基本的な運用手順になっています。
ステップ1.ネットショップのコンセプトを決める
ステップ2.ネットショップを作る
ステップ3.お客さんを集める
ステップ4.商品の配送とアフターフォロー
ステップ5.ネットショップの運用管理
とやることがいろいろあります。
立ち上げるまでが大変ですが、これらの基本的な流れを一度作ってしまえば、あとは商品数を増やしたり、お客さんを集めることで売上は上がっていきます。
ステップ1.ネットショップのコンセプトを決める
ネットショップを作る前にやらなければならない重要なことがあります。
それは、コンセプトを決めるということです。
コンセプトとは、あなたのショップに対する想いを形にしたものです。
ショップの最終イメージや方向性を示した地図のようなものだと考えてください。
早くネットショップを作りたい気持ちも分かりますが、コンセプトは売上を左右するだけでなくあなたのブランドイメージを決める重要なことです。
コンセプトがなくショップを作ってしまうと、お客さんがあなたのショップを見ても一目で特徴が分からないし、記憶にも残りません。
コンセプトを考えることに時間を掛け過ぎてもよくありませんが、ショップを立ち上げる前に最低1日はあなたのブランドについてじっくり考えてみてください。
ショップのコンセプトを決めるための質問
- これを達成すればすばらしい結果をもたらすと思うことは何ですか?
- あなたが子どものころからなりたかったことは何ですか?
- すべてのものが手に入るとしたら何が欲しいですか?
- あなたが本当に得意なことは何ですか?
- あなたが一番好きな言葉は何ですか?
- これまでで一番充実していた仕事は何ですか?
- これまでの人生で一番楽しかったことは何ですか?
- これまでの人生で人から褒められて一番印象に残っていることは何ですか?
ショップのコンセプトを決める時に重要なことは、商品ありきで考えるのではなく、あなた自身を見つめ直すことです。
あなたのショップで何をやりたいのか、将来どうなっていたいのかについて、過去の人生を振り返って考えてみてほしいです。
あなたが本当にやりたいことを心の奥底まで見つめて考え抜いたコンセプトは、今後取り扱う商品は変わるかもしれませんが、大きな方向性はブレることはありません。
コンセプトを具体化するための5W3H
次に、5W3Hという使ってコンセプトをより具体的にしていきます。
5W3Hとは、具体的に深堀するための質問ツールです。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(だれが)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
- How many(どのくらい)
- How much(いくらで)
質問のフレームワークを使うことで、考えの抜けや漏れを無くすことができます。
たとえば、天然石ショップのコンセプトを決めるために5W3Hを使うと
- When(いつ):24時間販売、配送は平日のみ
- Where(どこで):タイのバンコク
- Who(だれが、だれに):タイ在住の天然石好きが、天然石アクセサリー作家さんに
- What(何を):天然石ルースや天然石アクセサリー
- Why(なぜ):珍しい天然石を多くの人に紹介したい
- How(どのように):ネットショップで販売
- How many(どのくらい):毎月新しい天然石を100個入荷する
- How much(いくらで):平均単価は3,000円
みたいなことが、すぐに整理することができます。
これだけでも、どういうショップなのかなんとなくイメージできると思います。
ポイントは、考え過ぎず時間を掛けすぎず、思いのままサクッと書くことが大切です。
5W3Hの中で、一番重要なのがWhy(なぜ)です。
なぜショップを立ち上げるのか?ということを明確にするために、最初に考えてもらった自分自身を見つめ直す作業が大切です。
Why以外の項目は、運営に関わるところなので、ショップを作る時にさらに具体的に落とし込んでいきます。
紙に書いてアイデアを整理しよう
コンセプトを決めるための質問と具体化するための5W3Hを洗い出せたでしょうか?
考える時におすすめの方法は、紙に書くということです。
パソコンやスマホでメモるのではなく、ノートか何かに思うままに書くということが大切です。
ノートは何でもいいです。
コンビニでしたら100円で売っていますので、いますぐ買いにいきましょう。
わたしは、10年以上毎日ノートに考え事を書いてます。
ノートのいいところは、自由に書けるということです。
文字だけでなく、絵も描けるし、そして、パッと開いてすぐ書けるので使い勝手が優れています。
ポイントは、なんでもメモする、連想したこともメモする、脱線しても気にしないことです。
脳が動いているのを実感することができるでしょう。
おすすめなので、ぜひ試してみてください。
リサーチをしよう
ある程度、コンセプトがまとまってきたら、早くショップを作りたくなると思いますが、その前にもう一つ大事な作業があります。
それは、リサーチです。
世の中にネットショップは無数にあって、あなたのコンセプトに似たショップは存在すると思ってください。
そのようなお店を徹底的に調査して、ショップの良い所をマネすることから始めましょう。
- どんな商品ラインナップがあるのか
- どれくらいの価格帯なのか
- 商品の写真の撮り方
- 商品説明の文章
- どんな人がやっているのか
- SNSで何を発信しているのか
- どんなブログを書いているのか
- どういう想いでショップを運営しているのか
などをリサーチします。
リサーチも5W3Hを意識するとベストです。
売れていないショップは、このリサーチをまったくやっていません。
本当はまるまる1週間くらいは時間をかけてもいいくらい価値がある作業だと思いますが、そこまで時間をかけられないという方は最低でも10ショップはリサーチしてください。
リサーチすればするほど、売れそうなサイトと売れなさそうなサイトを見分けられるようになります。
これは、数をこなすしかありません。
あと、誤解をしていただきたくないのですが、マネするのであってパクっては絶対ダメです。
マネをするのはあくまでショップ運営のやり方であって、商品のデザインや説明文をそのままパクると著作権侵害にあたるのでやめてください。
もし、あなたに売るためのノウハウがあるなら別ですが、初めてネットショップを開設する方は、最初は差別化など考えずに世の中で売れているショップの良い所をどんどん取り入れてアイデアを組み合わせることが重要です。
そして、ショップが軌道に乗り、何がうまくいって何がうまくいかないのかが分かってきた段階で、ショップのオリジナリティを出していくというステップになります。
何が売れるのか分かっていない状態で、いきなりオリジナリティのある商品を販売して全く売れずにショップが閉店するということをこれまでいやというほど見てきました。
ショップ運営で大切なことは、ショップを続けるということです。
そのための最短の道は、売れてるショップを研究するということです。
ぜひやってみてください。
ブランド名を決める
やりたいことが明確になったら、ブランド名を決めましょう。
ブランド名のおすすめの決め方は、直感です。
- あなた自身をブランディングして売り出すならあなたの名前でもいいし、
- あなたが作り上げたい世界や想いを付けてもいいし、
- 取り扱う商品をイメージできるブランド名でもいいし、
いろいろ思いつくがまま、ノートに書き出してみましょう。
あなたが好きなブランドの名前の由来など調べてみると参考になるかもしれませんね。
ブランド名は、できるだけ大きな視点で決めることをおススメします。
例えば、天然石を取り扱うブランド決める場合、最初はルビー専門店でスタートするのでルビーに関係するブランド名を付けたとしても、ショップが軌道に乗りサファイアやエメラルドを取り扱うようになれば、ブランド名と取り扱う商品に違和感を感じてしまいます。
今後、ルビーを専門にやっていくのか、宝石全般に展開していくのか、アクセサリーも制作するのか、実店舗を持つのかなどなど、最初の自分自身の質問で考えた「将来どうなっていたいのか?」をもとにブランド名を決めることが大切です。
もちろん、サファイアとエメラルドでそれぞれブランドを立ち上げる戦略もアリです。
最後は直感で決めてください!
ブランドが決まれば、ドメインが取得できるのかチェックしてください。
ドメインとは、インターネット上のネットショップの住所みたいなものです。
yahoo.comのように、「ブランド名.com」というドメインが取得できるのか確認してみましょう。
お名前.comなどのサービスでブランド名のドメインを取得して下さい。
オススメはやはり定番の「.com」です。
ブランドは、自分の分身みたいなものです。
大切に焦らずコツコツと育てていきましょう。
ステップ2.ネットショップを作る
コンセプトが固まり、ブランドの名前が決まれば、次はネットショップを開設します。
ネットショップ開設でやることリストは次の4つになります。
- EC運営サービスを決める
- ショップ開設、主要ページの作成
EC運営サービスを決める
ネットショップを開設するために重要なことは、どのEC運営サービスを使うかということです。
運営サービスを検討する前に、ネットショップを運営するために必要な業務とECに必要な機能を理解しておきましょう。
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ステップ3.お客さんを集める
ネットショップで一番重要で一番難しいこと、それがお客さんを集めることです。
ネット上には、amazonや楽天、メルカリなどありとあらゆるものが売られています。
ネット上に膨大にある商品の中から、お客さんがあなたのショップを見つけてもらわなければ、いくら良い商品を並べていても何も起こりません。
SNSアカウントの開設(インスタ、Facebook、Twitter)
ネットショップを開設しても、誰もショップの存在を知りません。
BASEなどの自社ECサイトサービスは、お客さんを集めるための仕組みが弱いので、自分でお客さんを集めなければなりません。
お金をかけずに効率よくネットショップに集められる方法は、インスタやTwitterなどのSNSで集める方法です。
これはネットショップを運営するなら必須項目と言っていいでしょう。
インスタ、Facebook、Twitterのアカウントを取得してください。
他の人にブランド名のアカウントを取られないように先に押さえましょう。
SNSの中で一番最初に注力するべきなのがインスタです。
インスタは写真や動画を投稿するSNSなので、ネットショップの相性は抜群です。
インスタのユーザは、商品の写真を見て、一瞬でこれが欲しい、いらないと判断します。
あなたの商品をアピールするためのいろいろと長い説明文は要りません。
説明文に時間をかけるなら、より多くの写真をアップすることに時間を使ってください。
いきなりすべてのSNSを運用することは大変なので、最初はFacebookとツイッターは放置で大丈夫です。
まずは、インスタだけに集中して下さい。
これで、ネットショップで販売する体制が整いました。
ネットショップ初心者が初売上を上げるためには、BASE×インスタで十分可能です。
最初からいろんなことをやろうとすると、時間がいくらあっても足りません。
そして、どれも中途半端になるので、結果がなかなか出ないということになります。
大切なことは、集中することです。
SNS運用に必要以上に時間を使って、肝心の商品の仕入れや制作が後回しになってしまっては意味がありません。
インスタのみで集客します
集客の手段は、SNSアカウントの開設のところでも説明しましたが、インスタのみです。
今回の講座は、ショップを開設して初売上をターゲットにしているので、インスタのみで大丈夫です。
売上が上がり、目標を5万円、10万円、20万円、50万円と伸ばしていく場合には、インスタ以外の集客方法も活用していきます。
たとえば、
- FacebookやTiwtter
- ブログ
- ライブコマース
- インターネット広告
- リアルイベントの出展
などなどありますが、これらの活用方法については初級編、中級編で解説しています。
今後、他の集客方法を活用していくことになりますが、あくまで集客の主軸はインスタです。
それほど、インスタは今のネットショップの集客において最重要ツールなのです。
インスタのアカウントは開設したので、最初にやるべきことはプロフィールを整えることです。
プロフィールに書く内容は、
- どんな商品を
- どういう目的で
- どんな人に向けて
- どんな人が
- 何を発信するのか
について、簡潔にまとめます。
これらの内容は、コンセプトを決めるというところで整理した内容なのですぐに書けると思います。
インスタは写真をメインに表現するSNSなので、何を発信するかはできるだけ絞り込むべきです。
商品の写真だけでなく、プライベートの写真を載せてしまうとパッと見た感じの印象がごっちゃになってイメージが伝わりづらくなります。
インスタアカウントのコンセプトはできるだけ絞り込むことが大切です。
天然石の写真とアクセサリーの写真のアカウントは分けています。
コンセプトを細かく分ければ分けるほど、専門性が出てきてコアなファンが付きやすくなります。
インスタのユーザーは、知らない人の何でもない日常を見たいのではなく、あなたの専門性に惹かれるのです。
ポイントは、雑誌の編集長の意識を持ってインスタの運用しましょう。
専門誌の編集長です。
インスタでどうやってファンを集めるのか?
インスタでアカウントを開設しても誰もあなたの存在を知りません。
FacebookやTwitterとは違いインスタには拡散する機能がありません。
インスタでは、あなたのアカウントを知る方法は2つしかありません。
- ハッシュタグを検索して投稿を見つける
- フォローやいいねの通知であなたを見つける
ハッシュタグとは投稿の説明に付けるキーワードみたいなものです。
写真の説明欄に「#天然石」とタグを入れると、天然石を検索したときにタグを入れた写真が表示されるという仕組みです。
天然石のタグを入れた投稿は90万件以上あるので、投稿した写真が検索結果に表示されるとは限りません。
このキーワードで検索されたいというハッシュタグをリサーチしてください。
天然石という大きなくくりのキーワードだと90万件の投稿がありますが、天然石アクセサリーだと14万件くらいに絞り込まれます(それでも多いですが)。
具体的な天然石の名前になるとぐっと絞り込まれます。
ルビーだと5万件、ラピスラズリだと4万件という感じになります。
具体的なハッシュタグになればなるほど投稿の件数が少なくなるので、あなたの写真が検索結果に表示される可能性が高まります。
天然石で検索する人は、特にこの天然石を探すという目的がないのでいろんな天然石を眺めるという感じですが、ルビーと検索した人はルビーを探しているのであなたがルビーの写真を投稿していたらクリックしてもらえる可能性が高いです。
さらにルビーの石を探しているのか、ルビーのアクセサリーを探しているのか、ルビーのリングを探しているのか、ルビーのペンダントを探しているのか、という感じでどんどん具体的なキーワードに落とし込んでいくとユーザーが探し求める写真にヒットする可能性が高いです。
インスタのコンセプトもできるだけ絞り込んだ方がいいと説明しましたが、投稿のハッシュタグもできるだけ具体的なキーワードにすることが大切です。
ポイントは、絞り込みです。
次にあなたのアカウントを見つけるもう一つの方法は、フォローやいいねの通知です。
インスタのハートメニューに、○○さんがあなたをフォローしました、○○さんがあなたの投稿に「いいね」しました、という通知が表示されます。
そこで、通知を見た人があなたのアカウントを知ることになります。
そこで、やるべきことはあなたと同じテーマのインスタアカウントをフォローしたりいいねを押すことが大切です。
理由は2つあります。
- 通知を見た人がアカウントを見て、気に入ってくれたらいいねやフォロー返しをしてくれる可能性がある
- インスタであなたのテーマに合ったアカウントをリサーチする
インスタアカウントを立ち上げた時はなにもない状態なので1番が重要ですが、本当に重要な理由は2番です。
インスタを極めるには、インスタに触れる時間を増やすしかありません。
まずは、あなたが検索してほしいハッシュタグで検索してください。
そうすると、画面の上に人気投稿が9枚表示されます。
パッと見て、気になる写真をクリックして
- いいねは何件あるのか
- プロフィールをチェック
- 他にどんな投稿をしているのか
- 投稿にどんな説明文やハッシュタグをつけているのか
- フォロワーにはどんな人がいるのか
- ネットショップをやっているのか
- やっている場合、どんな商品ラインアップか
を徹底的にチェックします。
この作業を続けてインスタの目を養います。
この経験があったので、
- どんな商品が反応がいいのか
- インスタでどんな写真をアップすればいいねが多いのか
- どんな説明文とハッシュタグをつければいいのか
というノウハウが貯まってきます。
そのノウハウは必ずあなただけの資産になるので、ぜひやってみてください。
天然石を扱っているので、仕入れ先である海外のアカウントを主にフォローしています。
日本と違って海外のインフルエンサーはフォロワー数が日本のアカウントとは桁が2つほど違います。
写真の撮り方や小物の使い方、アカウント全体のブランディングなどいろいろ勉強になることがあります。
今では、写真を見ただけで日本のアカウントか海外のアカウントか判断できますし、どのアカウントの投稿なのかも大体分かるようになりました。
どんな商品が売れ筋なのか、売れ筋の価格はいくらなのかというデータが貯まっていきます。
インスタを極めると何がウケるのかが感覚的に分かります。
インスタで集客するポイントまとめ
- コンセプトをまとめたプロフィールにする
- クオリティの高い写真を投稿する
- できれば毎日投稿する
- ハッシュタグをリサーチする
- テーマに合ったアカウントのフォローやいいねをする
ことが大切です。
この活動を地道に毎日続けてくると、どんどんフォロワーが増えていきます。
コメントをもらえることもあるので、できるだけ返信しましょう。
-
ネットショップオーナー必見!インスタで集客する方法
ネットショップのインスタを作ったけど、どう運用していいのか分からない 全然フォロワー数が増えない アップする写真がない という相談をネットショップのオーナーさんからよく受けます。 ファン ...
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マイペースで大丈夫です。売上が上がるまであきらめないでください
以上の4つのステップを着実に実践すれば、売上があがることは間違いありません。
今回、ご説明した内容はネットショップ運営で最低限やらなければならないことに絞っています。
ネット上にはネットショップで稼ぐ方法があふれていますが、ご紹介した内容を信じて取り組んでみてください。
もちろん、ご紹介した方法だけが正解ではないです。
しかし、いろいろ手を出してしまうと結果が出ないということになってしまいます。
今後、ネットショップを長く続けて安定的に収益を上げていくなら売上を上げる方法を一つに絞って
- 計画する
- 実行する
- 結果をチェックする
- 改善する
というサイクルをきっちり回すことが大切になってきます。
今後5万円、10万円、20万円と売上を伸ばしていく時に何が正しくて何が失敗したのかが分からなくなります。
結果がなかなか出ない時もあります。
それでもマイペースで大丈夫ですので、コツコツ活動して前に進めていってほしいです。
正しいやり方を続けていれば、必ず結果がついてきます。
ステップ4.商品の配送とアフターフォロー
初売上おめでとうございます!
売上が上がるとBASEからメールで通知が来ます。
驚きとうれしさでいっぱいで、ネットショップをやってよかったと思える瞬間だと思います。
ここから説明する内容は、お客さんをファンにするために必要なことについて解説します。
商品を買ってくれた方は「お客さん」ですが、届いた商品やサービスを体験し、気に入ってくれるとあなたのショップの「ファン」になってくれます。
ファンは、あなたのショップでもう一度購入するリピーターになってくれるかもしれません。
あなたのショップを知らない人をお客さんにすることより、お客さんをファンにすることの方が時間も手間もかかりません。
買って終わりの関係のお客さんを増やして維持するのは大変ですが、ファンはどんどん積みあがっていきます。
ファンが多ければ多いほど、リピート売上の比率も増えるのでショップの売上も安定していきます。
そうなるど、あなたは新規のお客さんを獲得するために頑張るのではなく、すでにお客さんになっている方にサービスを集中することができます。
そして、ファンの満足度をどんどんあげることによって、あなたのショップはブランド化していくのです。
このサイクルを目指しましょう!
今回は、お客さんから注文を受けてからやるべきことについてまとめます。
- 商品発送
- アフターフォロー
についてです。
商品発送でやらなければいけないこと
注文を受けてから商品を発送する流れは、
- 注文を受ける
- お礼メールを送信(BASEが自動送信)
- 入金
- 梱包
- 発送
になります。
ここで、重要なのはスピードです。
お客さんは、個人のネットショップで注文した時は期待と不安でいっぱいです。
本当に注文した商品が届くのだろうか、写真どおりの商品が届くのだろうか、などいろいろ心配します。
ここで信用を獲得するにはスピードしかありません。
あれこれ説明するより対応するスピードが大切です。
- お問い合わせがあったらすぐに返信する
- 入金があれば、次の日には発送する
この2点を心がけてください。
最近は、アマゾンが当日や翌日に注文した商品が届くようになったので、お客さんは待つことができなくなっています。
注文した商品はすぐ欲しい!ってなっています。
お客さんからファンになってもらうための仕掛け
次はファンになってもらうための仕掛けが必要です。それは、
- 手書きのメッセージ
- サプライズプレゼント
の2つです。
あなたが販売しているものは、企業が売っている画一的な商品ではなく、オリジナリティのあるおなたの想いが詰まった商品だと思います。
お客さんもそのオリジナリティに惹かれて注文してくれたんだと思います。
それは、あなたの武器です。
それなのに、お礼のメッセージカードやパンフレットは、パソコンで作ったデザイン性のあるものになっていませんか?
もっとあなたの想いをお客さんに届ける方法、もっと個人で好きで商品を販売している制作している感じを出した方がいいです。
それは、「手書き」です。
できれば、お客さん毎にメッセージカードを手書きで書くことがベストですが、できるなら手書きのメッセージカードをコピーすればいいと思います。
いくら注文が多くなっても、手書きのメッセージカードは欠かしません。
いつも感謝の想いを込めてメッセージを書いています。
もう一つは、サプライズプレゼントです。
プレゼントだからといって、適当なモノではダメです。
お客さんは、プレゼントを見て、このショップに真心があるかどうかを判断します。
なので、プレゼントだからといって手を抜いてはいけません。
プレゼントなのにこんなモノもらえるんだと驚いてもらえるようなことを考えてください。
このように、ちょっとしたひと手間が、お客さんからファンになってもらうためのカギです。
そんなにお金も時間も掛けなくて大丈夫です。
大事なのはお客さんへの気持ちです。
効果は実証済みなので、ぜひやってみてください。
ステップ5.ネットショップの運用管理
初売上&初発送おめでとうございます!
最後のステップは、今後ネットショップを運用していくために必要なことをまとめました。
それは、
- 商品管理
- 在庫管理
- 売上管理
- 顧客管理
- 経理
です。
まだネットショップを開業したばかりで必要性を感じないかもしれませんが、ここをきっちり管理できているかどうかが、ネットショップを大きくできるかどうかの分かれ目になります。
この3つの管理が必要な理由は、
- ショップを拡大するにはデータの分析が不可欠なため
- ショップが拡大したときにBASEを卒業する日がくるため
- ショップが拡大したときに税金の計算をしなければならないため
です。
今回は、初心者向けに必要最低限の管理方法についてご紹介します。
商品管理は、エクセルやgoogleのスプレッドシートで行います。
なので、パソコンは必須です。
商品管理でやっておくこと
その名の通り、商品の情報を管理します。
具体的な項目としては、
- 商品名
- 商品ID
- 仕入価格
- 販売価格
- 商品のスペック(サイズや重さ、色など)
- 商品説明
は最低限まとめておきましょう。
商品管理でのポイントは、IDで管理するということです。
商品数が増えてくると、商品名だけで特定することが難しくなります。
例えば、ルビーの商品の場合、
ruby001
ruby002
という感じで、商品にIDを振っていきます。
そうすると、商品は間違えることなく特定することができます。
BASEは商品IDという概念がないですが、ショップが大きくなった時に大変なことになるので、最初から管理しておいた方がいいです。
売上管理でやっておくべきこと
BASEで売上データはダウンロードできます。
月ごとにダウンロードして保管しておくことをおススメします。
まずは、これだけやっておいてください。
今後、売上が伸びてくると、この売上データが非常に役に立つ情報になります。
顧客管理でやっておくこと
お客さんの情報は、あなたの資産です。
お客さんの情報は、あなたのショップの価値です。
BASEには顧客管理の機能が無いので、売上データからお客さん情報だけを別にまとめておいてください。
お客毎にいつ、何を買ったのかをまとめておくと、お客さんの好みも分かります。
好みの情報は、お客さんへ的確におすすめ商品を紹介できますし、今後の商品開発の有益な情報にもなります。
まとめ
お疲れ様でした!
以上で、初心者が3か月で売上を上げるための6つのステップが終了です。
最初はいろいろやることが多いなという印象を持ったかもしれませんが、一つひとつのステップはそれほど難しいことはありません。
焦らずあきらめず、毎日コツコツ作業をしてければ必ず売上が上がります。
もし、売上が上がらない場合は、この記事を読み直して自分に何か足りない作業はないだろうかとチェックしてみてください。
あなたが新たなショップを持ち、売上を上げて、お客さんをファンにして、あなたのブランドがどんどん育っていくのを楽しみにしています。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。