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商人道

書籍

『斎藤一人 商人道』尾形 幸弘

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内容

上に立つ人はいいアイデアを出すんじゃないの。

出しやすくしてあげるのが指導者の役目なの。

 

いろんなことをゲームにしちゃう。

すごく残念な旅館でも「この旅館がほとんどお金をかけずに流行る方法を1分以内に考えましょう」って。

 

楽しさっていうのは自分の頭の中から出すんだよ。

それができるようになってくると世の中面白いし、仕事にも生きるんだよね。

 

お金をかけなくたって宣伝ってできるよな。

何をすると人が噂するとか、人間の心理を読んでたんだよ。それをやって思い通りに噂をコントロールする。

 

「頭の良さ」というもの、究極の眼力は、何をすると人は何を思うかを見抜く、ってことだと思ってるんだよ。

 

智恵が出しやすくなるコツは?

「いつも、何をしたら、楽しいだろうかを考えるんだよ」、「何でもいいから、自分が楽しくなることを考えてればいいんだよ」

 

それから、人は、ものをもらうと喜ぶ、という習性があるよな

 

愛してます、ついてる、うれしい、楽しい、感謝してます、しあわせ、ありがとう、ゆるします、の天国の言葉を口グセにして、自分がいる場所を天国にするということ。

それから、従業員の自己重要感、自分は大切な存在だという思い、を満たすために従業員をほめて、ほめるということをやりました。

 

運勢を「自分が切り開く」と思っている人がいるんだよ。

だけど、運勢ってのは人が切り開いてくれるものなんだ。

オレたち商人は「中身がいいなら、外見もよくしろよ」の世界。

 

自分で自分を楽しくできるヤツって、人のことも楽しませられるんだよ。

それで、人を楽しませてあげようとする人のところに、人が集まってくる。

だから、商人ってすごくいい仕事だよな。

 

商人ってさ、人を喜ばせて、人の笑顔を見てハッピーになってさ。

喜ばせれば喜ばせるほど儲かってな。

それを「儲かりません」っていうのは、お客さんが喜ぶことをしていないからだよな。

 

商人には商人のプライドってもんがあるんだよ。

こっちは、相手が大金を積んでも人をバカにしたり、イヤなやつだったら頭下げないんだよ。

 

成功する人っていうのは何をしても成功するんだよ。

なぜかというと、心がまえなんだよ。成功する人は成功する考え方を持っている。

いい心がまえをしてたら、商売って失敗しないの。

 

本も読まないでいちいち自分で経験して心がまえをつけよう、なんてことしてたら膨大な時間がかかって、一生が終わっちゃうよ。

成功者の心がまえの本を読めば、最短距離で行けるんだよ。

 

安売りはするなよ。だけど、高くちゃダメだ。いいラインに持っていきな。

 

カッコよすぎる。

地方の人は都会っぽくしたくなるんだけど、これがダメなんだ。あえて、地方っぽくしたほうがいいよ。

パンフレットは手書きしたのをコピーすればいい。

 

たとえば、新聞って地方のにおいがするんだよ。

北海道新聞ってあるだろ。あれに包んで送ると、開けた時に『あ、北海道の新聞だ』って東京のお客さんは思うからな。

 

サービスで付ける品は適当ではダメなんだよ。

タダであげるもので、そこの経営者の気持ちに真心があるかどうかがわかるんだよ。

だから、タダだから手を抜くんじゃない。タダのものにここまでするんだ、ってなったときにはじめてお客さんをサプライズできる。

 

ポアンカレの法則。

これとこれをうまく組み合わせたらとんでもないものができるぞっていうものがあるんだよ。

だから常に商売っていうのは、突拍子もないものを考えるより、みんなが知っているものを組み合わせたほうが成功しやすいんだよ。

 

合わないかどうかはやってみればいいだけなんだよね。

お客さんが喜ぶのか、ウケないのか。やってみないとわかんないよね。

やってみてダメだったら止めればいいんだよね。

 

もう、即、やんなきゃダメなんだよ。

なぜかって仕事のアイデアって当たることもあるけど、失敗もいっぱいするんだよ。

失敗したら改良もしなきゃなんない。早くやれば失敗もわかるんだよ。

そしたら、やって改良して、また、やって改良、その繰り返しなの。

 

そのとき、一番気を付けなきゃいけないのは、それをするのに多大なお金がかかっちゃうとか、多大な手間ヒマがかかっちゃって、本業に影響する、要するに、収入に差しつかえるのなら問題があると思うんだよね。

だけど、そうじゃなかったら、ただのアイデアとか、お客さんがいくらかでも喜んでくれるものなら、即やるべきなんだよね。

 

加速の法則っていうのがあるんだよ。

コツコツためてると加速がついてお金もたまりだすし、協力者も出てくるんだよ。

苦労の時期にがんばれば、人生という幹から深い根が生えるんだよ。

いっぺんにどこかからお金を借りてきて仕事をはじめても、案外うまくいかないもんだよ。

 

簡単なことだよ。先月より1万円、売り上げを上げるのには、どうしたらいいか考えるんだよ。

真剣に考えれば1万円ぐらい売り上げを上げることぐらいすぐ見つかるよ。

 

サラリーマンだったらお給料が1万円上がるんだって1年かかる人はザラにいるよ。

商人は毎月1万円を上げることだって可能なんだからやらなきゃダメだよ。

 

1階から2階まで飛び上れる人なんていやしない。

それより、裏の階段から1歩ずつ上がっていけばすぐ2階に上がれるんだよ。

階段一歩1万円だと思って、命をかけて知恵を出して行動してごらん。

仕事のおもしろさが見えてくるよ。本当に仕事っておもしろいんだよ。

 

今は楽しくないとなぜか伸びない。

だから、今は働いてる人も楽しくて、お客さんも楽しませることを考えればいいんだ。

そして、淡々とそれをやればいいんだよ。

 

勢いがないのに「こうしたいんです」「ああしたいんです」って無理なんだよ。

勢いがなければ、ことって起きない。動かないんだよ。

商売がうまくいかない人の特徴って、勢いがない。

返事一つ、笑顔一つ、一つひとつに勢いがないんだよ。

 

目標に向かって気合を入れて進むことだな。

そうすれば、勢いなんか勝手につくよ。

 

オレは繁華街から一番外れたとこに店を出すんだよ。

そのとき、おれは「自分の店はこの町で一番人気のある店だ」って思ってはじめるの。

 

ヨソからお客を呼ぼうとする前に今いるお客さんが「また」来てくれるのにはどうしたらいいか、それをじぃーっと考えるんだよ。

この「また」を考え抜くことを一度やりだすとおもしろくてたまらないんだよ。

行動するのもおもしろい、考えることもおもしろいんだよね。

 

本来、仕事というのは、年々、楽しくて、年々、楽になってくるもんなの。

だって、経験を積んできてるんだよ。

 

プロ中のプロにならないと成功できない。

プロ中のプロとはプロが見に来るような店をやってるヤツ。

ラーメン屋だったらラーメン屋のプロが見学にくるような店を作ろうとしてるヤツ。

 

最高の内装ってのはお客さんなの。

店が混んでることが最高の内装。これに勝るもんはないんだよ。

 

うまくいかないときは、その逆境を嘆いたりしてちゃダメなんだよ。

「天がオレに勉強のチャンスを与えてくれた。今このときは、天が自分に与えてくれた学びの時間なんだ」って。

 

困ったら、うまくいってるところを見に行くか、すぐ本屋に行って自分が悩んでいることに対する答えが書いてありそうな本を十冊ぐらい買ってきて読むんだ。それでたいがいは解決する。

見てきただけのものより、もう一歩バージョンアップする。それが本当の商人魂だよ。

 

天の神様が喜ぶことってなんだろうっていったとき、人は天の目線でものを見て考えるんだよ。これが実にいいんだよ。

いろんな気づきをもらえて、おもしろいぐらいに商売でも何でもうまくいくの。

 

人ってさ、自分がわからない、自分の実力がわからないの。

やってみてはじめて自分の実力がわかる。

そこで改良して、改良してやっていくうちに商品の腕は上がっていくもんなの。

 

確かに借金しながらやると店舗展開も速いんだよ。だけど、オレは絶対に借金をしないんだよ。

経営が甘くなっちゃう理由は税金を払わないことを得だと思っているからじゃないか。ってオレは思うんだよな。

 

「信用ついて、銀行からお金を借りられるんです」って商人が金貸しにお客にされたら終わり。

信用があるのは無借金の人、無借金のうえに貯金ある人はもっと信用がある。

で、一番信用ある人は、無借金のうえにどんどん貯金を増やしていく人。これが本当の信用なの。

 

店がキレイは当たり前、料理がうまいは当たり前。

それで、今は従業員の教育がいいのも当たり前。お客さんも働いている人も楽しいのが当たり前。

この当たり前のことができていないとこが多いだけなの。

特別なことではないんだよ、客商売としてな。

 

オレは店にうんとお金をかけるヤツは評価しないの。

一流の場所で内装にスゴイお金をかけてお店をやるヤツがいるけど、最初は話題になっても何年か後に行くと、たいがいお店がなくなっているよ。

 

間違いは全部悪いんじゃないの。

間違えたことから学べることっていっぱいあるんだよ。

だから、学べばいいんだよな。

 

常に時代は素人に負けてんだよ。そうすると、この素人が今度玄人になるんだよ。

そしたら、これがまた斬新な素人にやられるんだよ。

だから玄人だからって安心してたらダメなんだよ。素人をなめてたらダメなの。

 

商人はエラくなってきても、名誉を追っかけちゃいけないよ。

名誉は人にゆずってあげな。

名誉のことは、役人とか政治家に任せればいい。

だから、黙々と、一つのことだけ、追っかけてればいい。

 

面白かったポイント

おもしろくて一気に読みました。刺さる言葉が満載です。

居酒屋の経営者が斉藤一人さんに弟子入りし、「商人とは」についてオモシロおかしく教えを学んでいます。

斉藤さんのたとえや事例を交えたお話で具体的にお客さんをどう喜ばせればいいのか、商売が苦しいときにどういう心構えでやればいいのか、という商人の成功法則をとても分かりやすく解説してくれます。

 

商人って素晴らしい仕事だなと思い、自分も商売が本気でやりたいと興奮しました。

商売を続ける中でいろんな困難に直面すると思うのですが、その時は商売の成功法則から外れていないか確認するために、この本を読み返したいと思います。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆☆

 

目次

楽しく、楽しく、どこまでも楽しく―一人さんの雑談から宝
一人さん流・商人道―すべては「心がまえ」からはじまる
一人さん直伝・商売の極意―プロ中のプロを目指す
一人さんの教えの実践―自分探しの旅の途中経過

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