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道をひらく

書籍

『道をひらく』松下 幸之助

更新日:

内容

素直さ

素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。

 

素直さは人を強く正しく聡明にする。

逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。

 

”なぜ”と問うて、それを教えられて、その教えを素直に自分で考えて、さらに”なぜ”と問いかえして、そして日一日と成長してゆくのである。

 

真剣勝負

志を立てよう。

自分のためにも、他人のためにも、そしておたがいの国、日本のためにも。

 

進むもよし、とどまるもよし。

要はまず断を下すことである。みずから断を下すことである。

 

人生は真剣勝負である。

だからどんな小さなことにでも、生命をかけて真剣にやらなければならない。

 

仕事が成功するかしないかは第二のこと。

要は仕事に没入することである。

 

きのうと同じことをきょうは繰り返すまい。

どんな小さなことでもいい。どんなわずかなことでもいい。きのうと同じことをきょうは繰り返すまい。

多くの人びとの、このわずかなくふうの累積が、大きな繁栄を生み出すのである。

 

修練に修練を積み重ねたところから生まれるカンというのは、科学でも及ばぬほどの正確性、適確性を持っているのである。そこに人間の修練の尊さがある。

 

せっかくの99%の貴重な成果も、残りの1%の止めがしっかりと刺されていなかったら、それは始めから無きに等しい。

もうちょっと念を入れておいたら、もうすこしの心くばりがあったなら-あとから後悔することばかりである。

 

苦難

心配や憂いは新しくものを考え出す一つの転機ではないか、そう思い直して、正々堂々とこれと取り組む。

力をしぼる。知恵をしぼる。

するとそこから必ず、思いもかけぬ新しいものが生み出されてくるのである。

 

次々と困難に直面し、右すべきか左すべきかの不安な岐路にたちつつも、あらゆる力を傾け、生命をかけてそれを切り抜けてゆく-そこにこそ人間としていちばん充実した張りのある生活があるともいえよう。

苦難がくればそれもよし、順調ならばさらによし、そんな思いで安きに流れない。

 

人の歩みには大なり小なり浮沈がつきとまう。

上がりっ放しもなければ、下がりっ放しもない。

上がり下がりのくりかえしのうちに、人は洗われみがかれてゆくのである。

 

自分の周囲にある物、いる人、それすべて、わが心の反映である。わが心の鏡である。

すべての物がわが心を映し、すべての人が、わが心につながっているのである。

 

多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考えというもので、こんな人ばかりだと、世の中は繁栄しない。

 

どんな人にでも、探し出してくれば、その人だけに与えられている尊い天分というものがある。

その天分で、世の中にサービスをすればよいのである。

 

大事なことは、自分のその特質を、はっきり自覚認識していることである。

その自主性がほしい。まねることは、その上に立ってのことであろう。

 

いい人ばかりではない。いろんな人がいる。

だからおたがいに、いますこし辛抱と寛容の心を養いたいものである。

 

自分が自分で考えているようだけれど、実は相手に教えられているのである。

相手の刺激で、わが知恵を絞っているのである。

 

教えるということは、後輩に対する先輩の、人間としての大事なつとめなのである。

その大事なつとめを、おたがいに毅然とした態度で、人間としての深い愛情と熱意をもって果たしているかどうか。

 

平々淡々、みずからの与えられた人生を、心しずかに歩みたいものである。

 

面白かったポイント

運命や人生、仕事、国など幅広いテーマで心に響く話がまとまっています。

人生経験を積んで、いつかはこんな言葉を語れる境地になりたいですね。

読むと元気が出るので、困難にぶつかった時に読み返したい本です。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆☆

 

目次

●運命を切りひらくために
●日々を新鮮な心で迎えるために
●ともによりよく生きるために
●みずから決断を下すときに
●困難にぶつかったときに
●自信を失ったときに
●仕事をより向上させるために
●事業をよりよく伸ばすために
●自主独立の信念をもつために
●国の道をひらくために

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