内容
幸福は誰もが求める最終ゴール。しかし、ほとんどの人は回り道をして幸せを求める。
幸福を第1目標にする。すると簡単に達成する。最高のものを最初に求める。
「純粋意識」につながる方法。
瞑想、自然と触れ合う、判断しないこと。
人間の苦しみは、「自分が誰かを知らないこと」
「知性の場」とは、心と物質の1つの根底。この世界にあるものを顕現している。
心は、私たちの体を超えて宇宙全体に拡張。心は、体の全細胞にある。
心は、どこにでも存在している&まだ実現されていない状態。
注意を向けることによって局在化される。人生で経験したいことがあれば注意を向ける。
「考え」は、エネルギーと情報の衝動。純粋意識の場からやってくる。
体は宇宙の一部。
地球のリズム、潮の干満のリズムは、体のリズムの基礎。
海の近く、自然の中にいると、体内リズムと自然のリズムが同調する。
「振動」すべてのものは、オン(誕生)になったり、オフ(死)になったりしている。
癌細胞は「死」の記憶を失うので、死ぬ方法を知らない。不死を追求し、主人の身体を殺す。
私たちが見ているのは、すべて自分の鏡。
エゴは、自分自身のイメージ、他人の承認を求める。
「対象依存」は、自分自身のパワーを譲渡してしまっているので疲労感が蓄積。不快感や病気につながる。
エゴを捨てる。他人をコントロールを捨てる、好き嫌いを抱かない、承認を求める必要性を捨てる。
「幸せの条件」幸せをすでに手に入れていることを知る。
「自己完結型」内なる喜びは独立している、理由もなく幸せ。
常にポジティブは、ひどく退屈な人間、ひどく不自然、誰も一緒にいたくない。
ポジティブより「静かな心」。
判断しない、分析しない、解釈しない⇒内なるエネルギーが自然に目覚める⇒適切な変化が起こる。
すべての創造は対照的。
光と闇、快楽と苦痛、誕生と死、喜びと悲しみ。
すべてをあるがままを受け入れる、自分を許す、嫌いな部分を認める⇒他人を裁くことをしなくなります。
願望は、実現を求めている純粋な潜在力。
妨げるのは一生懸命になりすぎる、努力しすぎたりすること。多くな人々や全体の幸せにつながると願望は叶えやすい。
あとは、ただ流れに任せるだけでいい。結果に対して執着(恐れ、疑い、心配)を手放す。
面白かったポイント
1度読んだだけでは理解できず2回読み直しましたが、解説があるとは言え、私の力量ではなかなか理解するのが難しい内容でした。
「瞑想」、「自然と触れ合う」、「判断しないこと」をまずは実践したいですね。
満足感を五段階評価
☆☆☆
目次
序文 改訂版刊行に寄せて
<パートI 問題点>私たちは自分が誰なのかを知らない
第1章 「幸せ」を見つける旅に出る前に
第2章 「本当の私」とは何か?
第3章 「心」と「体」の正体
第4章 あなたが見ている「世界」の真実
<パートII 処方箋>自分が誰なのかを思い出すために
第5章 私たちにとっての「死」の本当の意味
第6章 永遠の「幸せ」と「自由」を手にするための鍵
第7章 「願望」を叶える力学
第8章 意識が完全に「目覚める」とき
ヴェーダンタについて
訳者あとがき 改訂版刊行にあたって
付録 古いパラダイムと新しいパラダイム