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『小さな会社で大きく稼ぐ! 最強のビジネスモデル』中村裕昭

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内容

ビジネスを選択する判断基準

  1. 売上を作りやすく利益を多く残せるか?
  2. 資金の回転スピードは早いか?
  3. リピート性は高いか?もしくは生み出しやすいか?
  4. 小資本で立ち上げられるか?
  5. 優位性(差別化)を築くことはできるか?
  6. コントロールできない要素を排除できるか?
  7. マンパワーに頼り切らずに仕事を回せるか?
  8. 集客はスムーズにおこなえるか?
  9. 市場規模はどうか?
  10. ビジネスモデルは確立しているか?確立させられるか?

 

どういった商品やサービスを扱うかということよりも、ビジネスモデルがどこまでしっかりしているかということは、スモールビジネスではとても重要な要素であることは間違いありません。

 

顧客ステージごとの集客プラン

  1. ビジネス立ち上げ当初→新規客を集める
  2. すでにビジネスをおこなっている→リピート客にアプローチ
  3. ビジネス立ち上げ後時間が経過→休眠客にアプローチ

新規客を集めたら、リピート客へと育成し、なるべく休眠客にならないようにしていく

ビジネスで収益を上げるために必要なことは、集客、リピート、十分な利益です。

 

ビジネス自動化の秘訣は、集客とリピート客の自動化を構築していくことです。

スモールビジネスの多くは、集客が出来て売上が上がれば解決できてしまう問題がほとんどです。

 

集客は効果のあるメッセージを正しく届けることができれば、ビジネスを一気に楽にさせることが出来ますし、ビジネスをすんなり軌道に乗せる可能性が高まります。

 

集客で一番困ることは、自分がターゲットとしているお客さんがどこにいるのか分からないということです。

つまり、集客の秘訣は、お客さんを顕在化させ、そこにアプローチすることです。

 

集客を考えるときは、まずは「群れ」を探します。

群れとは、ターゲットが集まる場所や目を通す媒体や所属する組織などです。

ターゲットが集まっている場所にメッセージをダイレクトに届けることができれば、少ないコストで仕掛けを打てるので、一気に集客が楽になります。

生の情報から作り上げた適切なメッセージを活用することが、顧客のあぶりだしやストレスのない集客に繋がり、セールスにも最大の効果を発揮してくれるようになっていく

 

スモールビジネス自動化

スモールビジネスにおけるビジネスの自動化とは、突き詰めると「自社のノウハウを見直し、コンテンツ化し、パッケージングすること」です。

ビジネスを自動化するには、人の能力に頼らないビジネスモデルを作り上げていくことが必要です。

それはノウハウをコンテンツ化してマニュアルに落とし込む作業だといえます。

簡単に言えば、「ビジネスを通してうまく行ったことをまとめる」こと。

 

面白かったポイント

ビジネスモデルの本というよりスモールビジネスの商売の鉄則みたいな本です。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆

 

目次

第1章 スモールビジネスの真の姿とは
01 スモールビジネスに宿る新しい可能性
02 最終ゴールは「ビジネスを手離れさせる」こと
03 ビジネス自動化の環境は整った
04 スモールビジネスは経営者の働き方改革 ほか

第2章 失敗しないスモールビジネスの見分け方
01 何をどうしてよいか分からない人へ
02 ビジネスとは、お客さんが抱く問題解決をすること
03 ビジネスのネタで悩むことは時間の無駄でしかない
04 ビジネスは誰かの代行でできている ほか

第3章 失敗のリスクを極限まで低くする戦略
01 テストマーケティングのメリット
02 テストを制する者はスモールビジネスを制す
03 テストとしての「I・PDCA」を理解する
04 テストの段階では完璧な商品はいらない ほか

第4章 集客するために外せないこと
01 集客は自動化できる最たるもの
02 プルとプッシュで考える
03 ネットとリアルの垣根はいらない
04 顧客のステージで分かれる集客プラン ほか

第5章 ビジネスを自動化するための施策
01 ビジネス自動化は4つの要素で作り上げる
02 ビジネスの核を自動化する
03 自社のビジネスモデルを可視化する
04 ビジネス自動化のための指針を決める ほか

第5章 ビジネスを自動化するための施策
01 ビジネス自動化は4つの要素で作り上げる
02 ビジネスの核を自動化する
03 自社のビジネスモデルを可視化する
04 ビジネス自動化のための指針を決める ほか

第6章 ビジネスを自動化したその先の世界
01 ビジネス自動化で開かれる次のステージ
02 スモールビジネス自動化の正体
03 本質はノウハウのパッケージング
04 事業をパッケージングする ほか

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