内容
本当の意味でのタフな精神を身につけるには、いちばん親しい人に愛情を伝えられなくてはいけない。
一つの教訓は完全に身につくまで、いろいろな形で呈示される。
一つを習得して初めて、次の新しい教訓が示される。人生とはすなわち教訓の連続である。
生きている限り、教訓を学び続ける。
僕はね、「なぜできないか?」をなんてことを、とやかく議論する気は少しもないんだ。
時間の浪費にすぎないからね。
チャンスが、いつ来るかなんて誰にも予想できない。
だけど前もって準備しておけば、いざという時にあわてないですむだろう。
「失敗だって?私はまだそんな目にあったことはないよ。ちょっと立ち止まることはあってもね」ビル・マリオット
「一直線に目標だけを見なさい。障害が目に入らないように」ヘンリー・フォード
「道はつるつるですべりやすかった。片足がすべって、バランスを失いひっくり返ってしまった。でも私は起き上がって自分に言い聞かせた。『ちょっとすべっただけさ。ころんだわけじゃない』」リンカーン
肝心なのは、自分に何が起こるのではなく、起こったことに対して何をするか。
一流になる秘訣は、一流になった人から教えてもらいましょう。
自分の目標となる人を見つけ、その人の本を読んだり、電話をかけてみることです。
また、直接その人と会えそうな場所に出かけて行き、話をするといいでしょう。
立派な人々に実際にふれることが、自分を高めるいちばんの道だからです。
ボブ・リチャーズ(オリンピック陸上選手)
面白かったポイント
愛と感動のストーリー集です。
どのストーリーも心温まりますが、私がとくに好きなストーリーは、本当の勇気、ビッグ・エド、人生のルール、子どもは大人の鏡、追憶、手、私は教師、ゴール3・3・3、トミーのバンパーステッカー、リンカーンはあきらめなかった、一流になる秘訣です。
本を読んだ後は、大切な人のために何かしたくなります。心の栄養剤です。
子供にも読ませたいと思いました。
満足感を五段階評価
☆☆☆☆☆
目次
第1章 愛の力
第2章 自分を見つける
第3章 子どもから教えられること
第4章 生きることは学ぶこと
第5章 夢を生きる
第6章 前向きに考える
第7章 障害を乗り越えて
第8章 生きる知恵