YouTubeの始め方

ビジネス系YouTubeの離脱されない動画構成

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YouTubeの動画構成には、正解がありません。

 

ジャンルによって、コンセプトによって、演者によって、視聴されるための決まった構成パターンはありません。

動画をアップして、視聴者の反応を見て、改善していくのみです。

 

しかし、ビジネス系のYouTube動画は、比較的フォーマットが決まっています。

ビジネス系YouTube動画の目的は、視聴者に有益な情報を提供することが目的なので、ビジネスプレゼンテーションのフォーマットをそのまま使うことができます。

 

ただし、YouTubeは会社でのプレゼント違い、視聴者が面白くないと感じたらすぐに離脱されますし、他の動画に促したり、チャンネル登録をしてもらうなど、工夫が必要になります。

なので、プレゼンテーションの基本テクニックとYouTube特有のテクニックについて解説していきます。

 

プレゼンでよく使われるPREP法

プレゼンのフォーマットでよく使われるのが「PREP法」です。

  • Point(結論)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(結論)

という構成です。

 

まず、PREP法は結論を先に言うことです。

ビジネスでもYouTubeでも、余計なことに時間を使いたくありません。

 

そして、結論に至った理由と具体例です。

理由を聞くことで結論に納得し、具体例で話の内容を深く理解することができます。

 

最後に結論を繰り返すことで説得力が増し、記憶に残りやすく、視聴者にいい話を聞けたと思ってもらえるわけです。

 

ビジネスプレゼンとYouTubeの違い

PREP法をビジネス系YouTubeの動画に取り込むことをおすすめします。

しかし、ビジネスの場でのプレゼンとYouTubeでは、いろいろと前提条件が異なります。

 

  • 視聴者層のレベルがバラバラ、現状若年層の視聴者が大多数
  • 視聴者は面白くなかったらすぐに離脱する
  • 再生数を上げたり、チャンネル登録を促す仕組みが必要

 

こういう前提を踏まえた上で、ビジネス系YouTube特有の「時間当たりの情報量」をいかに高めるかを意識しないといけません。

そういう意味で、内容というより動画構成のフォーマットとして、ビジネスの場のプレゼンより、YouTubeの方が評価がシビアかもしれません。

 

ビジネス系YouTubeの動画構成

まず、頭に入れておいてほしいのが、

  • 視聴者は冒頭で見るかどうか決めます
  • 動画を最後まで見られることはほとんどありません

ということです。

 

冒頭部分

冒頭部分が長いと、すぐに離脱されてしまいます。

 

ビジネスYouTubeは、余計なオープニングは不要で、挿入するとしても数秒にしましょう。

また、余計な世間話はやめましょう。

 

最初の30秒以内に、

  • 挨拶
  • 動画のテーマ
  • この動画を見るメリット、最後まで見ると得られるベネフィット

について、簡潔に説明しましょう。

 

特に重要なのが、動画を見ることによって視聴者にとっていいことを明確にすることで、最後まで見てもらえる可能性が高くなります。

最初に何を教えてくれる動画なのか分からなければ、すぐに離脱されてしまいます。

 

次に、重要なのが

  • チャンネルの目的、メリットの説明
  • チャンネル登録への誘導

です。

 

YouTubeはチャンネル登録を促して、定期的に視聴してもらうことが視聴回数を上げるポイントです。

チャンネルの目的やメリットを説明し、登録してもらえるように促しましょう。

 

動画の本題

動画の本題は、基本PREP法のフォーマットでいいでしょう。

  • Point(結論)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(結論)

です。

 

YouTubeプレゼンのポイントは、

  • 視聴者を引き付ける内容
  • 関連する動画を紹介

 

話の内容をロジカルに無駄を研ぎ落しすぎると、教科書のように面白みのない内容で眠くなるので、会話口調にしたり、具体例を多くしたり、身近な例を取り上げるなど、視聴者を引き付ける工夫が必要です。

テーマに入る前に、自分の失敗談や、このノウハウや考え方を実践することで、こんな結果を出すことができました、というように自分を出すことによって、親近感を持ってもらうことができるのでおすすめです。

 

また、ビジネス系YouTuberの動画は、1動画1テーマで制作するのが一般的です。

一本の動画ですべてのことを説明するのはできないので、関連する動画を説明途中に紹介しましょう。

他に見た方がいい動画を紹介することによって、チャンネル全体の再生回数を上げることができます。

 

エンディング

動画の最後には、CTA(Call To Action)を呼びかけましょう。

CTAはマーケティング用語で、視聴者にとってもらいたい行動に誘導することです。

 

YouTuberが最後に言っている、「チャンネル登録、いいね、お願いします。ツイッターもフォローお願いします」といった文言です。

他には、メンタリストのDaiGoさんは、「概要欄からニコニコ動画」に誘導していますね。

企業なら自社のサイトに誘導したり、商品紹介動画なら資料請求ページやネットショップ、ビジネスYouTubeならLINEへの登録を促したりしています。

 

ビジネスYouTubeの目的は、YouTubeの広告収入がメインではなく、ビジネスが目的なので、ここはきっちりとエンディングにCTAを用意しておきましょう。

 

ビジネス系YouTubeの動画構成のポイント

メインの内容はビジネスプレゼンと同じようにPREP法で大丈夫ですが、YouTube動画は無駄なく、分かりやすくがポイントです。

  • 余計な無駄を省く(世間話や話の間をカット)
  • 話の内容をより具体的に、身近なテーマで
  • チャンネル登録や他の動画を見ることを促す
  • CTA(視聴者に行動を促す)を用意する

ことを意識しましょう。

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