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インバウンドビジネス

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インバウンドとは、日本にやってくる外国人観光客のことです。

中国の爆買いのように、外国人観光客向けのビジネスが伸びています。

 

インバウンドビジネスの背景

日本政府は観光立国を目指しています。

 

訪日外国人観光客数は2013年に初めて1,000万人を超え、2014年には1,300万人を突破しました。

そして、2018年は3,000万人を突破。

 

政府はアクションプランの目標として2020年に4,000万人を目指しているが、達成できそうな見込みです。

2020年はオリンピックがあります。

過去の傾向を見ても、オリンピック後の観光客は爆発的に伸びます。

 

日本の強み

城、寺、神社、祭りなど豊富な観光資源、高い安全性、おもてなし。

 

世界経済フォーラムが発表した旅行・観光競争力ランキングで140か国中14位。

米大手旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」で京都が人気観光都市世界1位。

旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の都市調査で東京が1位。

 

数十年後には、訪日外国人観光客数は、日本の人口を超えると言われています。

フランスは、人口6,600万人に対して、観光客が9,000万人を突破しています。

 

日本は、フランスとは違い海に囲まれているため、アクセスが空路と海路に限られていますが、今後は、

  • オリンピック後の伸び
  • これから伸び続けるアジアの中間所得層を取り込めるポジション
  • ビザやLCCなどの環境整備

で、これからも伸び続ける市場であることは間違いありません。

 

日本の観光産業はGDPの5%(諸外国は10%)。

 

訪日観光客

観光客の国を見てみると、

  1. 中国
  2. 韓国
  3. 台湾
  4. 香港
  5. 米国
  6. タイ

の順番になっており、6割は韓台中からの観光客です。

 

中国は買い物にかける費用が高い。

訪問先はゴールデンルートに集中。

 

韓国は20~30代の女性が多い。

3日以内の短期滞在が3割。

 

台湾は旅行目的が多様化。

北海道の人気が高い。

 

タイは行きたい旅行先のトップが日本。

ショッピングが大好きで、アウトレットによく行く。

 

インバウンド消費

インバウンド消費は、4兆5千億に達しています。

2020年に8兆円の消費を目標にしています。

驚きの伸び率です。

 

訪日外国人の消費の内訳は、

  1. 買い物 35%
  2. 宿泊費 30%
  3. 飲食費 20%
  4. 交通費 10%
  5. 娯楽・サービス 4%

となっています。

 

爆買い

日本ブランドの信頼感はまだまだ根強いです。

三越銀座店の年間売上高は約700億円、内、外国人消費は5%。

今後は10%を超えてきます。

 

ドンキホーテの道頓堀店は外国人売上比率が50%を超える。

 

2014年10月に免税対象品目の拡大。

化粧品や食品、酒も関税が免除されます。

 

娯楽サービス

フードツーリズム

地方の名物料理の調理法を知るための旅、Airbnbの料理版

韓国でのキムチ作り

マネタイズポイントは、事前の予約決済

 

医療ツーリズム

 

娯楽サービス費と宿泊費の関係

宿泊費が高い層が旅行中にしたこと

  1. スポーツ観戦
  2. 治療・検診
  3. スキー・スノーボード
  4. 舞台鑑賞

 

日本で何を楽しんだのか

  • 城や神社仏閣
  • 日本様式の宿
  • すし、うどん蕎麦などの日本食、スイーツ
  • スーパー、ショッピングモール

 

インバウンドビジネスの課題

観光地の外国人受け入れ態勢

日本は、まだまだ外国人を受け入れるための環境整備が遅れています。

  • 言葉の壁を含めたコミュニケーション
  • 無料Wifi
  • キャッシュレス(アリペイ、ウィーチャットペイ)
  • 公共交通(Maas)

 

公共交通では、中国人は国際ライセンスがないので、白タクが横行している。

特に、2次交通の外国語対応などの整備が弱い。

 

プロモーション・集客が弱い

日本人が日本人の感覚で、下手な英語で紹介していも刺さりにくい。

観光はニッチセグメントが無数にある、また日本はコンテンツが豊富なので、それを日本人がすべて網羅して紹介するのは不可能。

 

外国人が外国人目線でSNSなどで情報発信することが大切。

それを後押しする外国人の地域の観光プロデューサーが必要。

中国圏だとバイドゥに対応するなど。

 

旅の意思決定に影響を与える媒体は、ネットが46%、テレビが24%、印刷物12%(Kadence 2012)。

 

集客が海外予約プラットフォームに握られている。

売上規模は1兆円。

コミッションは15%程度取られている。

顧客情報も握られている状態。

 

生産性が低い

単価が高い商品がない。

商品開発力がない。

観光業界で働いている人は、非正規が多く、旅行したことが無い人が多い。

 

やるべきこと

北は北海道、南は沖縄まで気候や食べ物、文化の多様性がある。

地方ならではの魅力を継続して発信し続ける。

 

観光客の6割が東京、2割が京都に集中している。

リピーターを地方に。

 

コト消費

娯楽・サービス比率を上げる。

  • 旅館宿泊
  • 温泉
  • 自然体験(四季体験など)
  • スポーツ(スキー・スノボなど)
  • 盆栽
  • 料理
  • 農園

など、タビナカ消費を増やす。

 

富裕層の対応

日本は、平均的な観光パッケージしかなく、富裕層向けの商品がほとんどないと言っていい。

 

観光は、多くの変数の組み合わせです。

宿泊、食事、移動、娯楽、文化、スポーツ、買い物など

 

富裕層向けにカスタムオーダーメイドすることがポイント。

日本には、富裕層向けにガイドできる人がいない。

 

2019年6月25日誰もがパーソナライズおよびオーダーメイドのラグジュアリーな旅を享受できるAirbnb Luxeが立ち上がりました。

 

宿泊

富裕層の宿泊費は、1泊7万円以上。

 

アマンが受けているのは、富裕層が体験にお金を払うから。

宿泊地の土地や街を歩いて回りたい。

 

コンシェルジュ

  • 子供の世話
  • マッサージ
  • セラピスト

などの手配に対応する。

 

特徴的な観光都市づくり

アート

積極的に資産を作る。

スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館

大阪の北加賀屋のクリエイティブ・ビレッジ

 

フランスワイン

インバウンドを地方に連れていく

そして、世界中にフランスワインを輸出する。

 

アクティビティ

ルスツ

世界有数のパウダースノー

オーストラリア人がペンションを買い、立て直し新陳代謝

 

沖縄でインバウンドビジネスをやるなら

インバウンドビジネスをやりたい人は、観光白書を見るのをおすすめします。

http://www.mlit.go.jp/statistics/file000008.html

 

外国人の沖縄リゾートウエディングが伸びていることが紹介されています。

関連事業はいろいろ思いつきそうですね。

 

インバウンドは、富裕層向けのサービスを展開するといいと思います。

短期間滞在してドラッグストアで爆買いする客を対象としてはいけません。

 

データを見ると旅行支出が多いのは、

  • スポーツ観戦
  • 医療、検診

目的の旅行者です。

 

沖縄のサッカー、バスケ関連の事業を仕込むのも面白いと思います。

 

これから熱いと思うのは、沖縄医療ツーリズムです。

富裕層インバウンドだけでなく、伸びる国内需要も取り組めると思います。

 

医療に関しては、沖縄には大小いろいろなビジネスネタがあるし、ブランディングできると思います。

政府や大学は推進しているけど、いろいろサービス化できる領域です。

沖縄のメディカル関係に詳しい人はいないかな?

 

インバウンドビジネスを本気でやらないと、おいしいところを日本在住の中国、韓国、台湾の商売人に取られてしまいます。

日本在住の中国人が訪日中国人観光客を乗せる白タクから外国資本のお土産物屋やホテルまで

 

中国のアプリやSNSで、中国人に流行っている沖縄情報をだれもリサーチしていなさそうだし。

この先人口が減っていく日本の旅行者相手だけだと右肩下がりになりますから。

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