EC運用サービスを選定し契約を終えたら、ネットショップの開設準備に入ります。
大きな手順は、
- ショップ情報の登録
- 商品の登録
- デザインの設定
し、ショップオープンとなります。
ショップ情報の登録
まず、ネットショップの看板である
- ショップ名
- ロゴ
- USP(Unique selling proposition)
- ドメイン
を設定します。
ショップ紹介を記載します。
- ショップを立ち上げた経緯、想いなど
- SNSやブログなどへのリンク
次に利用ガイドを記載します。
- 注文方法
- 配送方法
- 決済方法
- 特定商取引法に基づく表記
- 個人情報の取り扱いについて
- よくある質問
商品の登録
次に、
- 商品カテゴリを設定し
- 商品を登録
していきます。
商品登録の前に
- 写真の撮影
- 商品管理シートの作成
をしておきましょう。
商品管理シートは、
- 商品名
- 商品カテゴリ
- 原価
- 販売価格
- 在庫数
- サイズ
- 重さ
など、商品によって項目が異なりますが管理しましょう。
商品アップで大事なことは
- お客さんの判断は写真がすべて
- 商品点数は多ければ多いほどいい
ということです。
ネットショップは写真がすべて
商品に長々と説明文は要りません。
もちろん商品にもよります。
お金やダイエットなど悩みを解決するような商品を売るのであれば説明文は必須ですが、かわいいや素敵など感情を動かすような宝石やアクセサリーなどの商品は写真だけで十分です。
説明文に時間を掛けるくらいなら、アップする商品の数を増やした方がいいです。
写真は、スマホよりデジカメで撮ることをおススメします。
スマホのカメラの性能はどんどん上がってきていてショップで売るには十分なクオリティの写真が撮れます。
しかし、デジカメで撮った方が宝石や天然石の色や質感が違うと思います。
加工するようなイメージ写真ならスマホで十分ですが、商品の写真はできるだけ実物の色に忠実に撮らないとトラブルのもとになります。
また、宝石や天然石は小さいので、スマホでズームして撮るとどうしても画像が粗くなってしまいます。
スマホのカメラでも大丈夫な範囲だと思いますが、もしお金をかけられるならカメラに投資することをおススメします。
高いカメラを買う必要はなく、3万円台のカメラでも十分ハイクオリティな写真が撮れます。
私はソニーのDSC-RX100を使っていますが、コスパが良くておススメです。
写真の枚数は、商品につき5枚から10枚撮りましょう。
宝石や天然石は、写真や動画でいくら表現しても手に取って実物を見ることには勝てません。
また、宝石や天然石は、大量生産品ではなく一つひとつ個性を持っています。
そのため、できるだけ多くの情報をお客さんに伝えることが大事です。
お客さんはあなたのショップだけでなく、いろんなショップを比べて判断します。
いろんな角度から撮ったり、手に取った写真を撮ったり、いろんなパターンを用意してください。
商品点数をできるだけ増やす
なぜ、ネットショップは品数が多ければ多いほどいいのか?
- 最初は何が売れるのか分からない
- 商品数が少ないとさびれている印象を受ける
- 情報が多ければ多いほど信頼性につながる
- 多くの商品であなたのブランドイメージを表現する
という理由です。
ネットショップを開設した当初は、この商品が売れるのだろうか?と不安になると思います。
ネットショップに商品をアップして、すぐに売れたらその商品は大ヒット間違いなしですが、ほとんどケースはまったく反応がなく売れません。
売れない原因は、
- 商品力
- 販売力
の2つに分解することができます。
販売力の高め方はのちほど解説します。
商品は、あなたが好きなものやリサーチの結果売れるんじゃないかというものを選んでいると思います。
もちろん目先の売上のためにブランドにそぐわない商品をアップする必要はありませんが、そのときは気に入って仕入れたり制作したけど、ちょっと微妙かなという商品もどんどんアップしてください。
意外とこういう商品が人気があるんだという発見はよくあることです。
まずはどんどん商品をアップして、反応がない商品ややっぱりブランドのクオリティにそぐわない商品はあとで非表示にすればいいです。
ネットショップを開設したばかりの時に必要なことは、売れる商品を見極めることです。
そのためには、多くの商品をアップしてデータをためることが必要です。
ある程度のボリュームの商品を出して反応を見る、そして反応のいい商品をアップして反応を見る、ということを続けるとどういう商品が売れるのか感覚的に分かってきます。
数商品だけをショップに並べて、反応がないと何もデータが取れず、次のアクションにつながりません。
なので最初は幅広く数多く出品することです。
デザインの設定
最後のデザインの設定です。
- EC運用サービスのデザインテンプレートを選ぶ
- トップページの情報を整える
トップページには、
- ブランドイメージの写真
- 最新情報
- キャンペーン情報
- おすすめ商品
などを分かりやすくまとめます。
以上の設定が完了したら、ショップオープンです。