20歳の自分に受けさせたい文章講義

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『20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀 史健

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内容

書く時代・書かされる時代

 

書く技術を身につけることは、そのまま考える技術を身につけることにつながる。

書く技術が身につけば、ものの見方が変わる。物事の考え方が変わる。

そしてきっと、世界を見る目も変わってくる。「考えるために書きなさい」

実際に過去の経験を振り返ってみても、ただ読んだだけの本と、しっかり感想文まで書いた本とでは、記憶の有り方まで違っているはずだ。

 

文章を書く

文体

 

正しさを意識することは、客観的な目線を意識することにつながる。

そして大切なのは、「自分の意見」が完全な主観であり、感情だということだ。

われわれは感情を伝えたいからこそ、論理を使うのだ。主観を語るからこそ、客観を保つのだ。

 

断定だ。言い切ってしまうことだ。

断定の言葉はその切れ味の鋭さゆえのリスクが伴う。

断定する箇所の前後を、しっかりとした論理で固めるしかないのである。

 

みんな批判を恐れずもっと断定すべきだと思っている。

自信があるから断定するのではなく、自信を持つために断定する、というアプローチを考えてもいいのではないだろうか。

 

視覚的リズム

論理展開

 

主張が明確になることで文章全体が読みやすくなるのだ。

理由はただひとつ、読者を動かすためだ。

文章を書くことは、他者を動かさんとする「力の行使」なのである。

 

面倒くさい細部の描写によって得られたリアリティは、読者の理解を促し、文章の説得力を強化するのだ。

本当のリアリティは、日常の何気ないところに転がっている面倒くさい細部を描写することによって生まれるのである。

 

図解するメリットは、「流れ」「つながり」が明確になることだ。

今度は「自分の文章を図にすることはできるか?」と考えるのだ。

 

好き嫌いをはっきりきせることで、書き手としての自分が見えてくるからだ。

自分がどんな文章を書きたいと思っているのか、その傾向が明らかになるからだ。

自分の嫌いを深く掘り下げていくと、最終的に書き手としての自分はどうありたいのか、という潜在的欲求が明らかになってくる。

 

読者

読者を納得させる

 

いまのあなたにとっては「ムダな回り道」としか思えない試行錯誤の道も、素人である読者にとっては大切な確認・検証の作業であり、楽しいステップなのである。

 

そして何度も言うように、読者は説得されたいのではない。

自らの頭で納得したいのだ。

文中にツッコミが入り、そこに答えていくだけで読者の疑念は晴れていく。

文中にツッコミを入れていくことは、読者に対する「優しき」のようでありながら、同時に文章の「強さ」を高める作業でもあるのだ。

 

そして頭の中身を可視化するには、紙に書き出すのがいちばんである。

読むのもいいが、とにかく書こう。

 

トレーニング

 

面白かったポイント

文章を書くための考え方や意識、技術について今までに聞いたことがない内容が詰まっていました。

プロのライターの頭のなかをここまで言語化したのはすごい。

内容が濃いのでメモを取りながら何度も読み返しました。

 

特に10年前の自分を想定して文章を書くというところが響きました。

誰でも10年前に比べると経験も知識も豊富で過去の自分に言いたいことは尽きることがありません。

そして今、世の中には10年前の自分と同じ状況に置かれている人がいて、その人にとっては有益な情報になる可能性があることを気付かれさました。

 

文章やブログを書くことには価値ある素晴らしい作業です。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆☆

 

 

目次

あなたの「書けない!」にお答えします
●話せるのに書けない!(→7ページへ)
●文章にリズムがない!(→55ページへ)
●「読みづらい」「わかりにくい」と言われてしまう!(→60ページへ)
●改行や句読点のコツを知らない!(→84ページへ)
●文章をどう展開していいか、よくわからない!(→105ページへ)
●伝わらない!(→155ページへ)
●書くことが多すぎて、絞りきれない!(→230ページへ)
●そもそも文才がない!(→267ページへ)

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