内容
信頼できるメディアに露出して勢いをつけたいと考えていました。
長時間労働
始めたばかりの会社は取引もまだ少なく、はっきり言って、意外とやることが無くて暇なのです。
ところが、長時間働くことが決まっているので、あまった時間に顧客見込みリストを作成したり、新規事業プランコンテストを行ったり、苦手な技術や経理に関する勉強をすることになります。
それらをすべてこなしているうちに、業績が伸び、新規事業が生まれ、やがて時間を決めなくても本当に忙しくなっていったのです。
これは、インテリジェンスの1年目のとき、ハードに長時間働くのを決めていたら、好循環が生まれたときと同じでした。
広いオフィス
私は意図的に、身の丈以上の大きさのオフィスを借りて、中にいる人の気持ちを変えることを目論んでいました。
広いオフィスに少人数でいると、事業を拡大して、人を増やさないともったいないと考えますが、適正規模の環境にいると意外と人はその規模に満足してしまうものなのです。
少しギャンブル的な側面はありますが、急成長を目指すなら、遠慮がちに自分たちにふさわしい規模のオフィスから始めるのは、もしかしたら引越しが1回ムダになるだけかもしれません。
採用
後発にも拘らず他社をごぼう抜きにしています。
その理由は何か?
違いはたったひとつでした。
インテリジェンスは採用に非常に力を入れているので、同業他社と比べて明らかに優秀な社員が入社し、その社員が非常に高い士気で頑張っているのです。
つまり、ビジネスモデルではなく、採用や社員の士気の高さが競争力になっていることにそのとき気がついたのです。
面白かったポイント
非常に面白かった。
起業家のヒリヒリする展開を感じられる本。
経営者は、やはり人と金をどうマネジメントするのかにかかっているのがよく分かる。
満足感を五段階評価
☆☆☆☆☆