内容
行動はかならず言葉にまさる。
それが文化というものだ。
意思決定のプロセスがどのようなものであっても、「反対しコミットする」ことを厳格なルールとして守らせることが、健全な企業文化を維持するのに欠かせない。
もしあなたが管理職なら、どの階層であっても、一度決定されたことはかならず尊重する責任がある。
会議で反対するのはいいが、そのあとは最終決定を尊重するだけでなく、その決定の理由についてはっきりと説得力のある説明ができなければならない。
大企業では、正確さよりもスピードのほうが断然重要だ。
たいていの場合は、間違った判断でも素早く下し、その後正しい判断に修正するほうが、時間をかけて正しい判断を模索するよりも早い。
面白かったポイント
おもしろかった。
事例は知らないケースで興味深かった。
結局、文化を浸透させるにはトップの言行一致が大事だということ。
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目次
第1章 文化と革命 トゥーサン・ルーベルチュールの物語
第2章 ルーベルチュールのテクニックを使う
第3章 武士道
第4章 もうひとつの武士道 シャカ・サンゴールの物語
第5章 サンゴールのテクニックを使う
第6章 チンギス・ハン 多様性の達人
第7章 現代社会の多様性
第8章 自分らしい文化をデザインする
第9章 境界事例と見せしめ
第10章 まとめ