フォーカル・ポイント

ビジネス

『フォーカル・ポイント』ブライアン・トレーシー

更新日:

内容

フォーカル・ポイント

「もっとも大切なポイントを見きわめる能力」が、あなたが人生においてどれほどのことを達成できるかを決める。

 

人生の質を高める四つの方法

重要なことを増やす

あなたにとって、より大切なことや意味が感じられることには、それにかける時間や行動を増やして、より力を入れればよい。

そうすれば、あなたはより大きな報酬や満足感を得ることができるようになる。

 

重要でないことを減らす

比較的重要でない活動はそれを減らしたり、どこかで中断するべきだ。

 

新しいことを始める

あなたにとって役に立つ新しい技術を身につけたり、新しいプロジェクトや活動に参加する。

これは、仕事やプライベート、人生の力の入れどころを変えてみるということでもある。

 

あることを完全に止める

客観的な視点で人生を見直し、あなたが欲しいものや目指す方向と一致しないなら、そこから完全に手を引くほうがよいだろう。

 

この新時代では「あなたが何をやり遂げたか」、その結果が報酬を決めるのだ。

たった今から「もっとも対価が高い仕事」や「もっとも重要な成果を生みだす仕事」に、より多くの時間を費やすことにしよう。

 

責任を取るほど、自信は高まり、未来のためのエネルギーがわいてくる。

そして、責任を取るほど、ますます自分の能力や才能を信じられるようになる。

 

グランドスラム方式

S シンプルにする

L レバレッジをかける

A アクセルを踏む

M マルチ化する

 

シンプルにする

  • 「この仕事にもっと手をかけるべきだろうか?」
  • 「この仕事はもっと減らすべきだろうか?」
  • 「新しい仕事を始めるべきだろうか?」
  • 「完全に撤退すべきだろうか?」

 

レバレッジをかける

  • 他人の知識
  • 他人のエネルギー
  • 他人の資金
  • 他人の成功
  • 他人の失敗
  • 他人のアイデア
  • 人脈や信頼

 

生産性を倍増させる方法は、学ぶのは簡単だが、実行するには努力と強い決意が必要だ。

基本的には「より価値のある重要な仕事をどんどんこなし、より価値の低い重要ではない仕事は、他人に任せるかアウトソーシングする」、これだけを実行すればよい。

 

生産性を高めるためにわたしが好んで取り組む原則はひとつだけだ。

それは、いちばん重要なひとつの用件にひたすら集中することである。

 

仕事の重要度や価値をはかるにはこう質問すればよい。

「その仕事をすること(または、しないこと)がどんな重大な意味を持つだろう?」

 

人生の七分野で戦略を立てよ

  1. 仕事
  2. 家庭生活
  3. 資産
  4. 健康と体力
  5. 個人的成長
  6. 社会や地域
  7. 精神的成長・心の平穏

 

今、あなたが仕事や日々の暮らしで思ったとおりの結果を得ていないのなら、戦略的な人生設計にたちかえるときだ。

失望や不満を感じるのは、腰を落ちつけて戦略的に取り組むべきだという合図である。

 

達成したい十のゴール

現在取り組んでいる分野の上位10パーセントの人物になることを、たった今決心しよう。

人生というビュッフエで欲しいものを必ず手に入れるには、ふたつの段階を踏む必要がある。

まず、行列に並ぶこと。

もうひとつは、その行列に並びつづけることだ。

 

数年先のあなた自身や仕事上の成果について「達成したい十のゴール」を紙に書きだそう。

すでに自分がこうありたいと思っている人物になっているつもりで「現在形で書く」ことがポイントだ。

この十のゴールのリストをよく検討して、もし達成できたら、あなたの生活や仕事に最高にすばらしい影響を与えるゴールをひとつ選ぶ。

その分野でトップの10パーセントに入るために何をしなければいけないかを考えて、すべて一覧表にまとめよう。

一覧表のそれぞれの項目に優先順位をつけて、実行計画を立てよう。

ゴールに向けて努力を始めるのに必要な本や材料、設備、その他のさまざまな手段を集めよう。

 

成功するためにいちばん重要な資質は、自制心ではないだろうか。

自制心を「好むと好まざるとにかかわらず、しかるべきときにしかるべきことを自分にやらせる能力」と定義している。

 

「あなたの職業にいちばん役立つスキルは何だろう?」

 

結果志向の人は、すぐには仕事に取り組まない。

まず、やらなければならないことをすべて紙に書き、優先順位と重要度を検討したリストをつくる。

 

嬉しいことに、解決策に集中するほど、複雑な問題の解決方法をうまく見つけられるようになる。

なぜなら、解決方法に注目することによって、何ごとに対しても創造的になり、思考がより高いレベルで機能するようになるからだ。

この仕組みは脳の生理学における画期的な発見のひとつである。

 

あなたが取り組む分野で、頂点に立つための方法をご紹介しよう。

「収入の三パーセントを自分自身に投資する」という「三パーセントの法則」だ。

  • 自分が選んだ専門分野の本を、毎日最低一時間は読むこと。
  • 車の運転中や移動中にオーディオブックを聴くこと。
  • 仕事に役に立つ講習やセミナーに参加すること。

 

成功するキャリア四つのキーポイント

専門性、差別化、細分化、集中という四つの戦略は、すばらしい成果に到達するために欠かせないフォーカル・ポイントである。

「あなたが望む習慣をすでに身につけているかのようにふるまい、何度もその行為を繰り返したとき、あなたのなかにその行為とぴったり一致する習慣が形成される」

 

人生と仕事の「改良」の六つの手法

①ばらばらに進めているいくつかの仕事をひとつにまとめる。

②複数の仕事をひとりに任せる。ひとりの裁量範囲を広げると同時に、責任を増やす。

③特定の仕事を外注する。その分野を専門にしている他企業や第三者に外注する。

④他の人や他の部署に委託する。

⑤必ずしも必要とはいえない仕事を止める。

⑥仕事をやり遂げるための障害を減らして効率を高めるために、仕事の順番を変える。

 

生活をシンプルにする六つの方法

  1. 身のまわりを片づける
  2. 雑誌や書類の山を切り崩して、どんどんゴミ袋に捨てる
  3. テレビを消す
  4. 車やクローゼット、車庫の整理をする
  5. 孤独になる時間をとる
  6. 具体的に行う行動コミットメントを決める

 

3~5年後に業界の上位10パーセントに位置するために必要なコア・コンピタンスとは何だろう?

「今のあなたと将来あるべき姿のあなたとは、どこが違うのだろう?」

「未来の市場を勝ち抜くために、あなたはどんな力を身につければいいのだろうか?」

 

日々成長するための七つの規律

  1. 毎朝、ゴールを紙に書く
  2. 毎日、計画を立てる
  3. 毎日、優先順位を決める
  4. 毎日、いちばん価値を生む行動に集中する
  5. 毎日、運動し適切な栄養をとる
  6. 毎日、学習し成長する
  7. 毎日、自分の人生で大切な人のために時間を割く

 

自分の成長についていちばん大切にしている価値観を一言で表すと、「潜在能力を出しきる」である。

価値の高いひとつの作業に集中して取り組めば、数分のうちに0.1パーセント生産性を高くすることは難しくない。

 

成長の1000パーセント公式七つの方法

  1. 早起きして自分の専門分野の本を一時間読む
  2. 毎朝、おもなゴールを書く
  3. 翌日の予定を立てる
  4. つねにもっとも有効な時間の使いかたをする
  5. 移動中はオーディオブックを聴く
  6. 何かをやり終えたら、自分にふたつの質問をする
  7. 会う人すべてが得意客であるかのように応対する

 

貯蓄

一生を通じて収入の一○パーセントから二○パーセントを貯蓄する。

借金を完済する前であっても、貯蓄と投資を始めておこう。

まずは貯蓄を始めて、それから持っている資金で負債を完済しよう。

今すぐ貯蓄の習慣を身につけることがとても大切なのだ。

 

二十一世紀を生きるための「七つの知恵」

  1. 人生をよりよくする唯一の方法は、成長することである
  2. 大切なのは、これからどんな人間になるかである
  3. 価値ある行動は習慣化するまで、繰り返し挑戦する
  4. 人生の選択肢は多いほどよい
  5. あらゆる困難から、役立つ知恵を学ぶことができる
  6. 必要なことは、必ず学ぶことができる
  7. 心の中で決めた限界が、唯一のあなたの限界である

 

面白かったポイント

「成長」というキーワードが好きなので、いろいろ刺さる言葉をもらって気合が入りました。

重要なことに集中する、というのが原則ですが、日々を過ごしているとブレてくるので、定期的にこの手の本は読み返したい。

 

満足感を五段階評価

☆☆☆☆☆

 

目次

人生の質を高める4つの方法

グランドスラム方式

7つのレバレッジ

労働時間を2分の1にする6つのステップ

生産性を高める5つの質問

生産性を高める3つの鍵

ABCDEメソッド

複雑性の法則

シンプル化のための7つのR

7つの楽観的思考法

戦略的人生設計のための7つの質問

成功するキャリア4つのキーポイント

健康になるための7つの秘訣

-ビジネス

Copyright© Growth Shop , 2022 All Rights Reserved.