経営企画の役割
経営企画は、業務部門から見ると何をやっているのかよくわからない部門です。
よく言われるのが、経営者の参謀です。
参謀とは、作戦に関して計画・指導にあたる将校とあります。
つまり、経営者を補佐する役割です。
経営者の役割は多岐に渡り、また経営者の強み弱みはバラバラです。
一口に経営企画と言っても、会社によって求められる役割は全然違うということです。
主な業務は、
- 中期経営計画の策定
- 中期経営計画の進捗管理
- 事業領域の設定
- 単年度予算の編成
- 単年度予算の進捗管理
- 組織構造見直し
- 経営トップの特命プロジェクト
- 新規事業推進
- M&A・提携戦略推進
- 取締役会等の会議体事務局
などが挙げられます。
大きく分けると
- 計画の策定・進捗管理
- 組織構造設計
- 新規事業、M&A、提携など事業領域拡大
の3つに分けられます。
経営企画に求められるスキル
経営企画に求められるスキルは、経営者に経営判断の材料を提供できることだと考えます。
経営判断の材料とは情報です。
まず、社内の情報と社外の情報を一元的に収集することです。
そして、収集した情報を加工し、経営者にとって価値のある情報に転換します。
価値のある情報を元に経営者は経営判断をします。
経営判断したことを全社とコミュニケーションし、落とし込みます。
つまり、情報収集→情報分析→経営判断支援→組織落とし込みを主導することができるスキルが求められます。